今回は、自戦打碁集の 第7局 である。

ちなみに、ここ2日間で計6局打っていてその戦績をまとめると、黒番1勝3敗、白番2勝である。

なぜか黒番の勝率が悪い。もっともこれは、この2日間だけではなくここ最近の傾向ではあるけれども…

この第7局は、そんな中、珍しく黒番で勝った碁である。

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第7局の検討と反省

第7局1図

1図(実戦)

この碁は珍しく 大ゲイマジマリ を採用。 そもそも僕が小目に打つこと自体、滅多にない。 特に作戦があったわけではなく、その時の気分で打ってみただけなのだが…

そして今、白68と打たれたところ。 この手に困ってしまったのである。

…というのも、白8,14の2子への攻めをずっと狙っていたから。 それが白68で攻める手が見えなくなってしまったのである。

それどころか、左下の黒の一団も急に弱い石に見えてきてしまった。

とりあえず今は、左下の黒の一団を守らなければ!


第7局2図

2図(実戦)

左辺の白石を強くさせないように黒1と地を取りながら収まろうとしたが、これがマズかった。

白2から左右の黒石を切られて、白20で黒が攻められることになってしまったのである。 おまけに当初の攻撃対象だった左辺の白石も、ほとんど生きてしまっている。

この段階で、僕は黒の形勢が悪いと思っている。

遡って図1の黒53の手では、白68の点に打っておくべきだった。 それなら左下の黒の一団が安定するし、左辺の白石を攻めることも出来たはずである。


 第7局3図

3図(実戦)

2図の続きである。 黒1を利かして黒3とトビ、黒5から切っていったが急ぎすぎだった。

白10とかぶせられて、見るからに黒が窮屈。

黒は、黒5を打つ前に、白10の点にトンでおけばよかった。 そうすれば実戦のように窮屈な思いをせずに済んだ。

この辺り、黒非勢の意識があって気持ちが焦ってしまい、それが着手に悪影響を与えてしまっている。


 第7局4図

4図(実戦)

局面は3図から少し進み、白1と打たれたところである。

白1とツケた狙いは、先ほど切った黒2子を大きく攻めることだと思われる。

白1とツケられたところを受けたいのは山々だったのだけれども、黒2子を大きく攻められたくはなかったので、やむを得ずここは黒2とつながった。

そこで白3が緩着だったと思う。

左辺の白は、今の段階では白3と打たなくても生きているので、白1とツケた黒石のところを連打するのが大きかったのでは?

僕としては、黒4と打ててホッとしたところ。


 第7局5図

5図(実戦)

さて、局面は黒125と打ったところである。 途中、黒117を打つ前に白118の点をハネツグべきだったかもしれないけれども…

それはさておき、実はこの碁、どこで黒の形勢が良くなったのか、僕自身よく分からないのである。

ずっと黒の形勢が悪いと思っているので、黒125で中央の白を攻めて、少しでも得をしようとしているのである。


 第7局6図

6図(実戦)

図5の続きである。

もしかしたら、黒2、4が打てて黒の形勢が良くなったのかも? 黒12~黒18も黒が得をしている。 つまり、攻めて得をするという当初の狙いが達成できたのである!


 第7局7図

7図(実戦)

6図の続き。

黒13が勝着だった?

打っているときはそんな意識はさらさらなく、「この手で右下を固めておこう」というぐらいの気持ちだったのだが…

結果的にこれが勝着になったようである。


 第7局

終局図

結果は〈247手完 黒時間切れ勝ち〉だった。

最後は、盤面で黒が20目程度勝っているようである。

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第7局 総譜

 

 

寸評

  • 黒53は白68の点に打つべきだった。
  • 黒93は急ぎすぎ。白98の点にトンでから狙うべきだった。
  • 白108は緩着で黒が助かっている。
  • 黒125からの攻めで黒が優勢になり、黒157が勝着。