この記事では、北海道北斗市にある「松前藩戸切地(へきりち)陣屋」を紹介します。

松前藩戸切地陣屋は幕末から箱館戦争にかけて使用されていた陣屋で、日本100名城の五稜郭と同じ洋式城塞で四稜郭形のデザインになっています。

概要

表御門
表御門

戸切地陣屋は1855年(安政2年)に築かれた日本国内初の洋式城塞です。(五稜郭が最初ではないようです)

城塞の形は函館市にある四稜郭とほとんど同じ「四稜郭」形デザインです。

しかし数日間で急造した四稜郭に比べると、土塁が高く6基の砲座が備えられているなど戸切地陣屋のほうがしっかりと造られています。

戸切地陣屋の案内板には松前藩が築城したと書かれていますが、会津藩が道東の防備担当を幕府から命ぜられたときにこの陣屋を建設したと書かれている書籍もあります

意外と立派な戸切地陣屋ですが、実際の戦いではほとんど活躍の場はありませんでした。

唯一使われる機会があったのが1868年(明治元年)10月に旧幕府軍が進軍してきた時ですが、この時陣屋を守備していた松前藩士たちは戦意が低かったらしく戦わずに陣屋に火を放って退却しています。

フォトギャラリー

周辺地図

松前藩戸切地陣屋の所在地は「北海道北斗市野崎」です。

近くには「野崎公園」や「野崎霊園」もあるために陣屋近くの駐車場は広いので、車の止めるスペースに困ることはないでしょう。