今回の記事は、北海道檜山郡(ひやまぐん)上ノ国町にある「比石館(ひいしだて)」です。

また「比石館」の敷地内には「館神社(たてじんじゃ)」もあり、そこから眺める景色が絶景スポットとなっています。

ここでは「比石館」及び「館神社」に関する概要や写真などを紹介していきます。

概要

比石館

比石館は「道南十二館」のひとつに数えられていて、館主は「厚谷右近将監重政(あつやうこんのしょうげんしげまさ)」です。

比石館跡
比石館跡

上の写真は館神社のある敷地を撮影したもので、付近の説明板によると、この敷地が比石館の跡地らしいです。

ですが、この敷地だけだと面積がかなり狭いので、比石館の跡地は本当にこれだけなのかなという感じです。

さらにこの場所は、海に面した高台になっていて三方を崖に囲まれています。

これだと戦闘になった時に逃げ場がないので、少なくとも防衛拠点としては立地的に適していないと思うのですが…(あくまでも僕の個人的な感想です)

比石館が築かれたのは1440年頃、厚谷重政が蝦夷地に渡ってきてこの地に築いたとされています。

1457年(康正3年)5月の「コシャマインの戦い」の後、厚谷氏は蠣崎氏に臣従していますが、その際に比石館が再興されたかどうかは不明です。(僕が調べたところ、再興されたと書いてある文献と、再興されなかったと書いてある文献の両方がありました)

なお「比石」はアイヌ語の「ピツウシ」が語源となっていて、「石の多いところ」という意味です。

館神社

館神社の鳥居と祠
館神社の鳥居と祠

軍神であり、そして刀剣の神である「経津主神(ふつぬしのかみ)」を祀っている館神社です。

日本書紀によると、経津主神は建御雷神(たけみかづちのかみ)と共に高天原から出雲に降り立ち、大国主命に国譲りを承知させた神とされています。

フォトギャラリー

周辺地図

比石館の住所は「北海道檜山郡上ノ国町館野」です。

番地までは分からないうえに、Googleマップ上にも比石館、館神社両方とも出てきません。

下のGoogleマップには、比石館のある所とほぼ同じ場所を示している「石崎漁港トンネル」を表示しておきましたので、これを目印にたどって下さい。