北海道日高郡新ひだか町にあるシベチャリチャシに行きました。

シベチャリチャシは、アイヌの英雄シャクシャインが松前藩に対して決起をした際にその拠点とした砦で、別名「シャクシャインのチャシ」や「シャクシャイン城」とも呼ばれています。

遺構としては土塁と空濠が見れる程度ですが、高台にあるため展望台からの眺めは良く、チャシ自体が真歌公園(まうたこうえん)内にあるため散策コースにも適しています。

このページでは、シベチャリチャシの歴史と写真を紹介します。

歴史

シャクシャイン像
シャクシャイン像

シベチャリチャシは、寛文9年(1669年)にシャクシャインを中心としたアイヌの人たちが松前藩に対して蜂起した際にシャクシャインが拠点とした砦です。

この戦いは「シャクシャインの戦い」と呼ばれ、北海道アイヌ最大の戦いと言われています。

松前藩目指して遠征したシャクシャイン軍とそれを阻止すべく進軍した松前藩は、寛文9年7月末から国縫川のあたりで戦いになります。

数に勝るアイヌ勢でしたが、アイヌの毒矢に対して松前藩は火縄銃で対抗し、武装の差で松前藩がなんとか勝利したとされています。

その後松前藩はシャクシャイン軍を押し返し、シャクシャインらを降伏させることに成功。

そして和議を祝すと称した席でシャクシャインら中心人物14名を謀殺し、松前藩はシャクシャインの戦いになんとか勝利を収めています。

このだまし討ちの次の日にはシベチャリチャシも陥落し、その後の戦後処理でシベチャリチャシは焼き払われたそうです。

土塁と空堀
土塁と空堀

現在のシベチャリチャシは土塁と空堀を見ることができる程度です。

ただシベチャリチャシ内にある展望台からの眺めは最高なので、天気の良い日にはぜひ行ってみて下さい。

展望台からの眺望
展望台からの眺望

シベチャリチャシ跡の拡大

2~3年前からシベチャリチャシ跡の拡大が計画されていたそうです。

発掘予定場所
発掘予定場所

本当はこのあたりもシベチャリチャシの跡地なのだそうです。

…で、そうなると「シャクシャイン像」や「スカルの塔」も撤去しなければならず、それにはお金も絡むということで先延ばしになっていたらしい…。

でも、ようやくめどがついたようで、2018年9月23日のシャクシャイン法要祭で新しい「シャクシャイン像」と「スカルの塔」をお披露目し、その後元々あった「シャクシャイン像」と「スカルの塔」は撤去してしまい、古い方はそのあとどうなるか分からないそうです。

2つの新しい像
2つの新しい像

ですので、興味のある人は古い方の像が撤去される前にぜひ足を運んで見て下さい!

そんなわけで最期に古い方の「シャクシャイン像」と「スカルの塔」を紹介!

シャクシャイン像
シャクシャイン像
スカルの塔
スカルの塔

フォトギャラリー

周辺マップ

シベチャリチャシの住所はGoogleマップで調べると「北海道日高郡新ひだか町静内真歌441」となっています。

ただし、この住所をカーナビで検索すると若干違う場所に行ってしまうかもしれません(僕のカーナビで検索したらそうなりました…)。

ですので、付近まで行ったら自分で地図を見ながら向かっていきましょう。