この記事は、北海道爾志(にし)郡乙部町にある「静御前最期の地」を紹介します。

「静御前最期の地」は日本各地に100以上存在している、義経伝説の一つです。

概要

歴史の上では平泉で自害したとされている平安時代末期の武将の源義経ですが、実は平泉で死なずに亡命したという伝説が各地に残されています。

その義経伝説の中の一つに「静御前最期の地」というものがあります。

桂の古木

桂の古木
桂の古木

元和台海浜公園内に「桂の古木」という木があり、その横に「静御前最期の地」に関する解説板があります。

興味のある方には直接現地を訪れて読んでもらうとして、その解説板に書いてあることを大雑把に要約すると…

静御前は義経を追って蝦夷地に渡り乙部まで来たが、義経はすでに乙部岳(九郎岳)を越えて奥地へと向かってしまった後であり義経に会うことはできなかった。このとき静御前は無理をして追ってきたために病に冒されており、これ以上追うことはできないと悟って姫川に身を投じてみずから命を絶った』

…ということだそうです。

ちなみに先ほどの「桂の古木」は乙部岳周辺の山麓にあったものを移植したもので、樹齢600~700年とされています。

姫川

国道229号線を元和台海浜公園から江差方面へ向かっていくと、車で10分くらいの距離に「姫川」があります。

姫川
姫川

この川は元々「乙部川」とよばれていましたが、江戸時代の安政年間(1854~1860)頃から「姫川」とよばれるようになってきたそうです。

なぜ呼び名が変わったのか、理由はまだ定かにされていません。

ひめかわの水

また、「静御前最期の地」の伝説とは関係ありませんが、「ひめかわの水」と呼ばれるものもあります。

国道229号線を元和台海浜公園から江差方面へ向かっていくと、「姫川」の手前の交差点に「ひめかわの水」の案内板があり、その後も途中の案内板をたどっていくと「ひめかわの水」にたどり着きます。

ひめかわの水
ひめかわの水

これは以前から使っていた自然湧水を災害時の貴重な給水施設として整備したもので「生命の泉」と呼ばれています。

乙部町にはこの「生命の泉」が5つあり、「ひめかわの水」はそのうちの一つです。

生命の泉の注意点
生命の泉の注意点

なお、この湧水を利用する際は、注意点をよく読んでから使うようにしましょう!

フォトギャラリー

周辺地図

静御前最期の地(桂の古木の場所)の住所は「北海道爾志郡乙部町字元和51」です。

この住所は展望レストランのものなのですが、桂の古木が展望レストランの目の前にあるので、この住所の場所に行けば問題ありません。

下のGoogleマップには、展望レストランの場所で示しておきます。