この記事では、北海道檜山郡江差町にある「土方歳三嘆きの松」を紹介します。

概要

土方歳三嘆きの松
土方歳三嘆きの松

箱館戦争前半戦の終盤、旧幕府脱走軍が江差を攻略しますが、その際に旧幕府脱走軍の保有していた幕末最強の軍艦「開陽丸」が、江差沖で座礁・沈没していまいます。

江差の台上で開陽丸が沈没していく姿を見ていた土方歳三は、悔しさのあまり松の木を拳で叩き続けたと言われており、その叩き続けた松というのがこの「土方歳三嘆きの松」というわけです。

ところでこの松の木、幹が途中で折れ曲がって変な形をしていますが、これには「土方歳三が拳で叩き続けたところ、瘤ができて曲がっていった」という伝説になっています。

ちなみに開陽丸が座礁したのが1968年(明治元年)11月15日、ちょうどその一年前の1967年(慶応3年)11月15日は海援隊の隊長だった坂本龍馬が、京近江屋で殺害された日でした。

さらに、下手人は元京都見廻組の今井信郎(いまいのぶお)であるというのが通説になっているのですが、旧幕府脱走軍が江差を攻略したときは土方歳三隊の一員であったことから、開陽丸が座礁したときも江差にいたと考えられています。

まさに歴史の運命を感じる巡り合わせです。

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周辺地図

「土方歳三嘆きの松」の住所は「北海道檜山郡江差町中歌町112」です。

旧檜山爾志郡役所
旧檜山爾志郡役所

旧檜山爾志郡役所(現在は江差町郷土資料館)の目の前に、「土方歳三嘆きの松」はあります。

旧檜山爾志郡役所に小さい駐車場はありますが、付近の道路は急な坂道になっていて道幅も狭いので、車で行く際は注意しましょう。